向日葵の笑顔
「あぁ、君が向日くんか。入試で立派な成績だったそうだな。期待する価値が大いにある」
「いえ、私なんか先生の期待に応えられるほどの力は…」
「そう謙遜するな。私にも君と同い年の息子がいてね、全く出来の悪い奴なんだよ。」
え…!?その若さで同い年の息子持ちって…
「私もこうみえて30代後半のおじさんだよハハハッ」
私の顔をみて察したのか先生は笑いながら答えた
「昔から童顔でねぇ…っとちがう私の話しはいんだ。答辞はこれを読んでくれたらいいから」
と言われ一枚の紙を渡された
「よろしく頼むよ」
「はい。」
校長室を後にして廊下にでた