向日葵の笑顔
「じゃ、もう私は行くね。助けてもらってありがとう」
その場から逃げるようにて立ちドアに手をかけたそのとき
―――――――――グイッ!
「っ…!?」
片方の腕を掴まれ後ろに倒れそうになった
「なにがあった知らねーけど」
「俺が葵の笑顔、取り戻させてやるよ」
真剣な目でみられ冗談ではないことを感じさせられる
「…っそんなこと頼んでない」
掴まれている手をふりのけようとしたが再度、力強く掴まれる
「嘘だろ。今にも泣きそうな顔してる。辛そうだし」
「八城くんに何が分かるの!!部外者が首突っ込まないでよ!!」