居るはずの無い 人…。
キー ドン ガシャン!!!!

もの凄い 音だった。

私は 事故に合った車に目を向けて見て見る。

男性が ウンウン言いながら 車内に取り残されて居た。

近づいて 助けを求めようとした瞬間。

誰かに 捕まれた様に 動けなかたのだ。

男性は 自力で車内から 出て 私に気づいたのか 近づいて来た。
私はまだ 動けない。

『すいません 携帯無いんで 警察に電話してもらえますか?』と 男性は オドオドしていた。
怪我していなかったから 私は ホッと一安心した。

『さっき 黒い物体にぶつかったんだけど それ見なかったか?ぶつかったと思って 避けたら 事故ちゃって…』と男性は 叫んで言う。

ん?
この場面は…。

夢で 見た様な話しだ。
あれは やっぱり 夢だったのかな?と思いながら

フッと捕まれたのが 解かれて
耳元で あの女性の声が…

[だから 言ったでしょ…]と響いた。


まさか これが きっかけで 女性の正体が 分かって行くとは 思いもしなかった。
しかも 恐怖心は これ以上にひどくなるのである。

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