超人見知り女子、恋愛始めます
ある晴れた日曜の午後。


「お?唯花か?やっぱり唯花だ!こんなとこで何してんだ?バイトか?」

「えっ!?」

そこに現れたのは、クラスメイトで新聞部員の・・・


「中村・・・空太君?」
「あ、俺の名前覚えてたのかー。全然喋ったことねーから忘れられてるかと思ったぜ?」


そのわりにはイキナリ呼び捨てかよ、と思ったけど面倒なのでツッコむのはやめた。


「バイトじゃない・・・ここ私の家がやってるから」
「えぇぇっマジで!?」


うちの高校は一応バイト禁止だから、誤解されてチクられるのもマズいと思って言ったのに・・・


どうやら逆効果だったみたいだ。
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