ばあちゃんの方言集
ひとまず
私は自分の部屋に戻った

悲しい話だと
重々承知しつつも
笑いが止まらなかった。




弟に助けられた時
鶏もさぞ喜んだのに。



私の笑い声が食卓まで
届いたのか



笑いを抑えていたで
あろう弟以外の全員が


一斉に笑い
だしたのだった。






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