ばあちゃんの方言集

最初の15分ぐらいは
馴れたような
手つきでリズミカルに

切っていたが
次第にでかくて重い
ハサミを持ち上げて


高い位置にある枝を刈るのがしんどくなった。



私、『フッンヌッ!!』

と声にならない物を
出しながら枝を切る。


それを窓からみていた
ばあちゃんは



『気張らんか〜〜〜〜』

と大きな声で
私に渇をいれた。

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