同棲生活~キープアウト!続編~
そして、あたしは目を閉じる。
亮二と唇が重なる。
あたしは亮二の背中に手を伸ばした。





それから。
気がつくと、あたしたちは眠りについていた。

時間は夜の7時を回っていて、1階に降りて行くと、お母さんは鉄板の上でお肉を焼いていた。


「すまません。お手伝いもしないで」

お母さんに謝った。

「いいのよ。遠くから来て疲れてたんでしょ? ほら座って。今日は焼き肉よ」

「昼間は寿司食って、夜は焼き肉か。オレたち贅沢だな」

亮二が明るく言う。

確かに贅沢だね。
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