同棲生活~キープアウト!続編~
焼き肉は美味しかった。
お昼よりも緊張することなく話をすることができた。


夜ご飯を食べた後、お風呂を済ませて、リビングのソファでゆっくり過ごしていた。

すると。

「あのさ、父さん、母さん」

亮二が改まった感じで口を開いた。

ま、まさか…

あの話をする気!?

「どうしたの? 亮二?」

お母さんも、改まった亮二の口調に気づいたみたいで首を傾げていた。


「オレと樹里、年内に籍を入れようと思ってるんだけど」

とうとう言ったのね。
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