ブサもさ男の正体!?
愛希「そういえば、さっきの物音なに?」


帝「気にするな」


・・・。


そう、言われるときになるものなんだが


まぁ、気にしないでおこう


愛希「帝~!」


帝「着替え終わったのか?」


愛希「下着がぬれてた~」


帝「だろうな」


愛希「そして、私はノーブラ」


帝「お前は恥じらいがないのか?」


愛希「どうしよう」


帝「とりあえず、このまま家に帰るか」


愛希「きえぇ!ノーブラで」


帝「着替え持ってないだろうが」


愛希「ノーブラで?」


帝「強調するとこおかしいからな」


愛希「嘘っ!えっ!嫌なんですけど」


帝「何が?」


私、電車通学

電車と言えば『痴漢』

あ、でもこんな時間に

そんな人いないか

じゃ、大丈夫♪


愛希「やっぱ、何でもない」


着替え終わったので、カーテンを開ける


帝の顔を見ると少し顔が赤いような気がする


熱でもあるのかな?


私は帝におでこをくっつけた


帝「なっ///」


愛希「熱はないみたいだけど・・・?」



帝「お前、その格好で普通 近づくか?」


愛希「帝なら大丈夫!」


帝「俺も一応男だぞ」


愛希「どうしようかな~、カバンが・・・。」


帝「ここに持ってくるから、待ってろ」


愛希「それは嫌で―す」


帝「じゃ、おんぶするから乗れ」


愛希「それも嫌です」


帝「じゃ、お姫様だっこかおんぶか選べ」


愛希「だ・か・ら!」


帝「あと10秒以内に言わないと強制的にお姫様だっこな」


ナヌッッッッ!!


どっちが危険じゃないの?


お姫様だっこ?


おんぶ?


どっちだぁぁぁ!


帝「5・4・3・2・1」


愛希「早い、早い!! じゃ、おんぶ!」


帝「分かった。じゃ、さっさと乗れ」




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