ブサもさ男の正体!?

帝side


また、帝王の仲間がやられた


今回もやばいらしい


とりあえず、猛スピードで


秦から連絡があった場所に向かう


秦もさっき電話がかかってきたらしい



その場所につくと


５人の仲間が血を流して倒れていた


俺はすぐさま駆け寄り


まずは、傷の手当てをした


でも、血が止まらない・・・。


秦が焦りだした


秦「どうすんだよっ！、とまんねぇっ！！

このまんまだと出血多量で死ぬんじゃ・・・。」


帝「このぉアホっ！　こんなときに何弱気になってんだよ

こういうとき、俺たちがあきらめてどうすんだよ」


秦「でも、とまんねぇっだろうがぁ！」


帝「くそっ・・・。」


俺の頭で色々なことが浮かぶ


このまま出血が止まらなければ『死』


でも、ここであきらめても『死』


くそっ・・・・。


助かる道の選択肢はないのかよ


「なにしてるんだい？」

後ろから、声がする


すぐさま体制を戦闘態勢にして警戒する


すると、暗闇の中からは


愛希のお父さんが出てきた


帝「なんで・・・？」


父「だから、さっき言ってくれればよかったのに」


帝「えっ・・・」


父「このままじゃ、死ぬよ」


帝「でも、助かる方法が・・・・」


父「車をまわしてある、あまり動かさないように運べるかい？」


帝「はい」


父「雄太も呼んできたから」


すると、後ろから怒った顔をしている


雄太さんがでてきた



でも、雄太さんは何も言わずに

いっきに三人担いだ


雄太「テメェーら、これ終わったら話あっから」


うわぁ・・・

完全に怒ってるパターン

雄太さんの特徴はものすごい怒るとめちゃくちゃ

口が悪くなること



俺たちも一人ずつ担いで車に乗った

どこに向かうんだろうって思ったら


愛希の家だった

でも、何かよくわからないけど


地下室に車がついた


車を降りると、看護師が奥のドアから出てきた


え？って思ってる間に


けが人がその看護師によって奥の扉に運ばれていった


愛希のお父さんも一緒に中に入って行った


残ったのは俺と秦と雄太さん