ブサもさ男の正体!?

すると『ズシャァァン』と物音がした


物音がした方を見ると


愛希だった

俺が前滑ってきたところから落ちてきた


帝「愛希?」


愛希「なにも聞いてないよ~」


そういいながら、愛希は落ちてきたところから


逆戻りしようとしている


おいおい。


そこ、めちゃくちゃ急だぞ


そういう前に

愛希はまた落ちてきた




だから、愛希に近づいて行って


手を差し出してみると


愛希がビクッと肩を揺らした




愛希「ごめん、すぐいなくなるから」


愛希が苦笑いしながら隣の階段を上ろうとしている


きっと自分がいちゃいけない場所と決めつけているのだろう

確かに愛希にこのことは知られたくないと思ったけど


『どうして知られたくなかったの?』


って言われたら・・・。


俺は・・・。

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