ブサもさ男の正体!?

私が何とも言えぬ心境でいると



雄太が話しかけてきた



雄太「別に愛希がいちゃいけないと言ってねぇゾ?」


愛希「あ、うん」


雄太「なのに、なんでお前はどっかいこうとしてるんだ?」


愛希「風呂入ってこようかな~って」


雄太「本当にそれだけか?」


秦「雄太さん何言ってるんですか?」


雄太「お前の心のすみに孤黒と会うしかないって思ってるのが見えたから」


愛希「そんなわけないじゃん」


まさかの、雄太が言ったことは図星だった


この状況を変えるには孤黒に会うしかないって


そう、私は思っていた



雄太「俺言ったよな、俺たちのこと信じろって」


愛希「でも「でもじゃねぇよ!」


久しぶりに、雄太が怒鳴ったところを見た


きっと、過去の事件以来だ



雄太「このくらいどうってことねぇんだよ。


こんなこともおこるって頭の片隅に入れながら


俺たちは今まで過ごしてたんだよ


俺たちを見くびるな!


俺たちが大丈夫だって言ってんだから


愛希はただ、俺たちを信じて守られてろ!!」


そうして、雄太は私を抱きしめてくれた





ねぇ・・・・。


この言葉



嬉しかった



本当に



ありがとう




< 241 / 350 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop