ブサもさ男の正体!?
楓との会話も終わって


さぁ、早くこの場所から去らないと


とか思ってるとさっきまで


黙っていた秦が口を開いた


秦「帝には連絡してやってくれよ」


愛希「え?」


秦「あいつ、ここ最近お前のことばっかで」


愛希「なんで?」


秦「お願いだから、連絡はしてやってくれ」



愛希「・・・。気が向いたらね」



秦「・・・。」



秦は無言で私に訴えかけてきた


私だって、帝に連絡したいけど


連絡しちゃったらきっと


また、迷惑かけちゃうかもしれない



地下室での会話を思い出すと



涙がこぼれそうになってくる



愛希「ごめんね。これから用事あるから」



私が走ってその場を離れると



後ろから秦が大声で


秦「帝はいつもおまえのこと見てるし、お前の味方だって


だから、迷惑とかそんなん気にしないで


俺の胸にとびん込んで来いって帝からの伝言」



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