ブサもさ男の正体!?
しばらくして帰ろうとしたら反対側にいた人も




同時に立った




「あんたも、帰るのか」



愛希「はい、もう時間が遅いし」



「そうだな」



愛希「失礼なんですが、ここからどうやって帰ればいいんでしょうか」


「道に迷ったのか?」



愛希「はい、ここに来るまでに迷いました」


「迷ってここにきたのか?」



愛希「はい・・・。」



「すごいな、あんた運がいいよ」


愛希「あなたはいつもここに来るんですか?」


「まぁ、ある人を待っているんだ」


愛希「ある人?」


「あぁ、もう一度だけ会いたいんだ」


愛希「何年前からあってないんですか?」


「もう、数えるのは悲しいから数えてないよ」


愛希「なんか、ごめんなさい。」


「いや、気にすることじゃないよ」


愛希「・・・。」


「そういえば、道を知りたいんだよね」


愛希「はい」


「じゃぁ、この道をずっとまっすぐ行ってごらん


携帯を開きたいときに開いてごらん



地図が出てくるはずだから



その地図は君が家についた後にちゃんと消えるから」



愛希「ありがとございます」



「さぁ、行きなさい」



私は言われた通りにまっすぐ道を進んでいった



あ、メルアド聞いとけばよかった



まぁ、いいか



あの人いつも来てるって言ったし


でも、またあそこにまたいけるかな?



いけないかもしれないな



でも、とても心地がいい場所だった


懐かしいような感じがしたがその気持ちは何なんだろう



ん゙~


今は考えることをやめよう


頭がパンクしそうだから


また今度余裕が出たら


考えることにしよう








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