ブサもさ男の正体!?
「ん・・・?」



日差しが目にあったって



まぶしくて起き上がろうと



目を開けると目の前に顔があった



びっくりして「うわぁっ!?」って



いっちゃった



そしたら、目の前にいたのは翔だった



翔「おはよ、びっくりさせた?」



愛希「う、うん」



近すぎでしょっ!!!!!



翔「学校の転校について話しようと思ってさ」


あ、そういうことか


愛希「う、うん」



翔「いつから学校行く?」



愛希「いつからいけるの?」



翔「愛希が行きたいと思えば・・・?かな」



愛希「じゃ、明日からでいいよ」



翔「いいのかっ!?」


愛希「いいよ(笑) なんでそんなにびっくりしてるの?(笑)」



翔「いや、本当に迷いないなって・・。」



愛希「迷ってほしかったの?」



翔「そういうわけじゃねぇよ?


でもさ、愛希はあっちに好きなやつとかいたんじゃねぇーの?


やり残したこといっぱいあるんじゃねぇーの?」






なんでこの人はこんなに優しんだろう



起きたばっかりなのに涙が出そうだ



愛希「あるっていったらどうするの?」



私が翔にそういえば、翔は困った顔をした


自分で言ったくせになんでそんな顔するのよ


意味わかんない


だって、こうしないと


私にかかわったみんなが傷ついていくんだよ


罪のない人たちが



翔「あるって、いったら俺は潔くは身を引かない


抵抗はする


でも、その方法はたぶん愛希のことをキズつける


だけど、好きなやつには幸せになってほしいし


後悔しない道を選んでほしい


だから、愛希・・・」



『物事に遅いなんてないからな』



翔はそう言い残して部屋を出ていった


心がもやもやする


きっと翔が余計なことを言ったせいだ


でも、翔のいってたことは全部当たっている


だから、きっとこんなに心が重くなっていくんだろう





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