ブサもさ男の正体!?
まぁ、でも世の中で言う人助けみたいな感じです

リンチされてる人とか、かつあげとかされてる人とかをたすける役目

楓「瓜(うり)、あそこの裏の路地」

愛希「了解、蝶」

私たちは正体がばれないようにあだ名みたいなもので呼びあっている

あと一応フードを深くかぶって

楓が行ってた通りその路地を見てみると

「ボキッ! バシッ!」と嫌な音が聞こえてくる

私たちが見ていると、殴っている人が私たちの存在に気がついた

「なんだ!!テメェーラ なめてんのかコラァァァア!!!」

何も言ってないんですけど

愛希「すごい言われようだな だけどカスみたいなやつに言われたくないな」

※しゃべり方をわざと変えています

楓「その人私たちに免じて離してあげてよ(笑)」

「んだとコラァ!! 誰が離してやるか!」










愛希「離してやれって言ってんだよ」






そして、愛希が一発蹴りをくらわす

「グフッッ!!!」

楓「あぁ~ 瓜やりすぎ」

だってね・・・・。

「ううわぁぁぁぁ~~~~~~~~!!!!!!」

殴ってたやつは、へっぴごしになって逃げてゆく

そして殴られてた子に私は手を差し伸べる

愛希「大丈夫?」

「誰ですか?」

愛希「誰・・・?えっと言えないかな」

殴られてた子は結構美系で長身だった

「誰ですか?」

楓「さっきからいってるじゃん?答えられないって」

「あっそ、じゃいいわ」
 
さっきの態度と打って変わって、まるで不良みたいな言い方をした殴られてた子

楓「恩人に対してそれはないでしょ?」

楓が勘に触ったみたいだ

「俺の名前は孤黒だ」

名前聞いてないし・・・・。

「覚えておけよ、瓜」

愛希「何で俺!?」

「気に入ったからだ じゃぁーな」

孤黒は私の頭をなでて、正確に言うとフードの上からだけど

暗闇の中に消えていった

愛希「なんだったんだアイツ」

楓「厄介な奴に気にいられたかもしれない」

楓がいったこの言葉は私には聞こえていなかった


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