あなたと見る月~新撰組~(編集中)
土「お前、明日もう一度試合をしろ」
歌「はい?」
頭の中で土方をバカにしていたので土方の言葉の裏が分からない。
入隊試験は終わったはずだ。
私が考えていると沖田が近付いて来た。
沖「僕の予想だと、明日は非番の平隊士を連れてきて月夜さんの実力を見せ付けたいんですよ♪土方さんは♪」
歌「なんでそんなことするんですか?」
沖田は何か知ってそうなので聞いてみる。
沖「月夜さんを幹部に入れたいんですよ♪」
歌「断固お断りします」
私は一礼して後ろに下がる。
土「お前に拒否権はねぇ。今日の内に着物を買ってこい」
拒否権はないのか……
めんどくさくなりそうだ…
歌「……はぁ。分かりました。でも呉服問屋の場所が分からないんですけど」
すると斎藤が近付いて来た。
斎「……それなら俺がついて行こう。…そちらの方に用事があったので丁度いい…」
土「それなら頼む」
斎「……はい」
まだ、会ってあんまり経ってないがイメージ的に斎藤が自分から申し出るなんて意外だ。
ということで私と斎藤は呉服問屋に向かうことになった。