あなたと見る月~新撰組~(編集中)





山「あぁ。あなたが噂の月夜くんですか」



ここに来て2日しか経ってないのに噂が出回るなんて…


ものすごく面倒くさい。


私は小さくため息をついた。



歌「噂ってどんな噂ですか?」


山「“とても強い男の子が入隊した”という噂ですよ」



私は男の子設定で決定なんだ…


てか、私の存在を知っているのは幹部の人たちだけのはずだから、誰が言ったのか気になる。



歌「誰が言ってたんですか?」


山「“土方さん”以外の幹部の皆さんが言ってましたよ」



山南さんはにこやかに土方の名前を強調して言った。


クソ土方は後で弄っておこう…




ひとまずそれは置いといて、私は道場に行かないといけなかったんだ。



歌「そうなんですか。ところで道場ってどうやって行けばいいですか?」


山「道場ならこれから行く所でしたので一緒に行きましょうか」


歌「ありがとうございます♪」



私はいつもの営業スマイルでお礼を言った。





山南さんと一緒に道場に行くと平隊士たちが集まっていた。





< 52 / 86 >

この作品をシェア

pagetop