あなたと見る月~新撰組~(編集中)
山「あぁ。あなたが噂の月夜くんですか」
ここに来て2日しか経ってないのに噂が出回るなんて…
ものすごく面倒くさい。
私は小さくため息をついた。
歌「噂ってどんな噂ですか?」
山「“とても強い男の子が入隊した”という噂ですよ」
私は男の子設定で決定なんだ…
てか、私の存在を知っているのは幹部の人たちだけのはずだから、誰が言ったのか気になる。
歌「誰が言ってたんですか?」
山「“土方さん”以外の幹部の皆さんが言ってましたよ」
山南さんはにこやかに土方の名前を強調して言った。
クソ土方は後で弄っておこう…
ひとまずそれは置いといて、私は道場に行かないといけなかったんだ。
歌「そうなんですか。ところで道場ってどうやって行けばいいですか?」
山「道場ならこれから行く所でしたので一緒に行きましょうか」
歌「ありがとうございます♪」
私はいつもの営業スマイルでお礼を言った。
山南さんと一緒に道場に行くと平隊士たちが集まっていた。