あなたと見る月~新撰組~(編集中)
〈近藤side〉
トシの書いた報告書から顔を上げる。
内容は月夜くんについてだ。
月夜くんとは3日前にここに来た不思議な少年だ。
最初に彼を見た時、私はびっくりした。
綺麗な顔立ちや私の名前を知っていることにももちろんびっくりしたが、それ以上に彼の瞳に驚いた。
トシがさり気なく刀に手を置いた時、彼の瞳から一瞬光が消えた。
それはまるで"死"を待っているかのようだった。
私はそれを見た時、彼には何か辛い過去がある気がしてすごく気になった。
それに彼は無表情か笑顔のどちらかしか表情を出さない。
笑顔も面のように一定のもの。
その笑顔はまるで総司のようだ。
私は彼をどうしても他人とは思えない。
だから、これから彼ともっと打ち解けよう。
私は決意を固め、報告書をしまい床についた。
〈近藤side end〉
トシの書いた報告書から顔を上げる。
内容は月夜くんについてだ。
月夜くんとは3日前にここに来た不思議な少年だ。
最初に彼を見た時、私はびっくりした。
綺麗な顔立ちや私の名前を知っていることにももちろんびっくりしたが、それ以上に彼の瞳に驚いた。
トシがさり気なく刀に手を置いた時、彼の瞳から一瞬光が消えた。
それはまるで"死"を待っているかのようだった。
私はそれを見た時、彼には何か辛い過去がある気がしてすごく気になった。
それに彼は無表情か笑顔のどちらかしか表情を出さない。
笑顔も面のように一定のもの。
その笑顔はまるで総司のようだ。
私は彼をどうしても他人とは思えない。
だから、これから彼ともっと打ち解けよう。
私は決意を固め、報告書をしまい床についた。
〈近藤side end〉