ナミダ星
「……そう言えば、俺こんなの貰ったんだ!!」


学校の帰り道で、尋くんがいきなりポケットから出したのは……




!?!?ラブレター!!


だっ、、誰から……。



私は、ラブレターの差出人が気になって真剣に見ていた。


そんな私とは違い、尋くんは気になる?とか言いながら

私をからかって楽しんでいた。



そりゃ…気にならない、と言えば嘘になる。


ずっと、尋くんの隣に居たのは私だし…それが他の子に変わるなんて考えた事なかった。


好きなのかと、聞かれたら……。


それはそれで困る。
だって尋くんの事を異性として見た事がないから…。

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