ナミダ星
……バシッ……


尋くんの唇が離れた瞬間、私は顔をひっぱたいていた。



「…なっ、なにするの!尋くん変だよ!おかしいよ!!」


私はいきなりキスされた事に動揺していたのか……

私は尋くんを、その場に残し走り去った。




家に戻ってからも、尋くんとキスした事が頭から離れず………。


あの時の場面が、何度も頭を横切る。
考えないようにしようと、思えば思うほど忘れられない…!


完全にパニック状態の私だった。




絶対に許さないから……


私のファーストキスなのに!!!!


あんなムードがないキス!!


強引なキスなんて……


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