沢山のありがとうを君に

「洸太、そいつが美幸を殺したのか?」


「あぁ、この狂った奴が美幸を……」


「警察に連絡したから、お前は美幸の側に居てやれ」


「ありがとう。そうする」








「美幸、美幸は幸せだったか?ほんとはな美幸と初めて会ったのあの日じゃないんだよ。夏休みで章吾達と東京に遊びに行ってた日、そうお前が自殺しようとしたとき俺はお前と会ってた。その日もお前に一緒に遊ばないかって声かけたんだよ。けど、お前は死ぬからいいって断ったんだぜ。俺はそのとき思ったんだ。お前とはもう一度出会う、そのときは俺が絶対にお前を守るって決めてた。なのに、俺はまたお前を守れなかった。絶対守るって決めてたのに。ごめんな、美幸。お前のこと今でもいや、これからも愛し続けるから。ごめんさない」







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