私だけのメガネ男子な彼。
 

彼がメガネを雑に外し、カシャン!とテーブルの上に投げるように置く。


それと同時に、私の身体がフワリと持ち上げられ、ベッドの上に押し倒された。


ポッキーがパタンと床に落ちた。


そして降ってくるのは、


キミの甘くて柔らかい口づけ。



「…ん…っ!―――…っ…」



まるで、私の心を読んだかのように…


ずっと持っていたモヤモヤをなくしてくれるかのように…


彼は私に優しく、でも力強く触れる。


そこからは何が何だかわからないまま、真っ白な世界に連れていかれた―――…。


 
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