『武士ドルが斬る!?』〈前編〉
「まあな…。
あっ…。
でも…俺と戸塚教授…今日あった権田教授は引き続き彼の第一人者としてこのまま引き続き関われるように…あの濃姫はんと…本能寺の住職が太閤秀吉さんから受け継いだ重要文化材を進呈するとかで話つけてくれたからな…。
ああ…。
そうそう…。
名刺の裏に書いてある番号プライベート用やから…いつでも状況知りたければかけてみてや…。
いつでも対応するさかいな!」
‥っていうか…。
現代の文部省にまで強気でねじ伏せた彼女すごいわ~(苦笑)
濃姫の武勇伝に苦笑いを浮かべ半田刑事から言われた通りに…先程もらった名刺の裏を見ると…ボールペン字で書きなぐられた携帯番号が書いてあった。
「ありがとうございます…。
あの…。
早速なんですけど…いいですか?」
名刺を見ながら今まで聞こうか迷っていたが…半田刑事の言葉に思い切って切り出した。
「…あのライダーは一体何者だったんですか?」
私の質問に半田刑事は…にまっと笑ってVサインした。
「ええこと聞いてくれはりましたわ…。
こっちからは話たくても話せへんしな…。
実は…。」