『武士ドルが斬る!?』〈前編〉


 現場でのやり取りを話してくれた未茶の笑顔に…なんとなく気になってるのかなあ?って感じつつ話を聞いていた時ーー。



 「是非………!
 そいつに頼んでくれ…!


 もし脱げといわれたら変わりにわしが脱ぐ…!!!!」



 「へっ…………!!!」



 私、愛、未茶…そしてハンカチを濡らし頬を押さえながら戻ってきた諷馬は…一斉に殿の爆弾発言に注目した。



 「殿…。
 まさか…脱がれる気なのですか?」



 恐る恐る私は殿に尋ねた。



 力強く殿は頷く。



 「それが…手っ取り早いなら仕方あるまい…!!!!」


 いや…そーゆう問題ではないと思うけど…(汗)



 「アハハハ…!
 なんか…傑作ー!?
 いいじゃん!
変わりに脱いでもらっちゃえば??
 ヌードは撮らないっていってるのに…撮ったらおかしいわけだしね…。」


 愛は私と殿の会話を聞いて大爆笑しながらからかった。


 「まったく…!
 他人事だと思ってー!
 未茶…!
 申し訳ないけど…じゃあ…その件お願いできる?」


 未茶は…快く頷いて微笑んだ…。



 「はあ…!
 なんか…あまりにも笑いすぎてお腹すいちゃったね…!!
 よおし…ピザでも注文しよっかあ!」



 「賛成ーーーーー!!」

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