『武士ドルが斬る!?』〈前編〉
「もうっ…!!!
何事かと思った…。(汗)」
現場を取り押さえられ得意気な愛に…私は呆れながら苦笑いを浮かべた。
「だけど…。
なんだか妬けるわね…。
まるで私達の知ってる真帆じゃないみたい…。
真帆見てると恋愛したくなっちゃうね!」
愛のまた背後から顔を出した未茶が私をからかう。
「まったく~。
未茶まで…。」
私の困った表情に二人は声を揃えて笑い私の手を引っ張った。
「さあ…!!
私達もとりあえず準備しておこう!
女の身支度には余念なく時間がかかるしね!」
愛がイタズラに顔に手をパタパタとあてて微笑んだのを見て未茶も笑った。
「厚塗りには‥御用心でお願いね(笑)
殿方がいないうちに‥真帆はシャワーでも浴びて来ちゃえばいいよ!」
そう言いながら未茶は…私にバスタオルを差し出した笑った…。
「何から何までごめんねー。」
その心遣いに私は感謝しながら…未茶からバスタオルを受け取りバスルームをお借りして憩いのバスタイムを満喫するのであった…。