『武士ドルが斬る!?』〈前編〉
芸能界デビュー天下統一への道のり!~波瀾万丈伝:その2~(VS敵は本能寺より…メンバー集結!?)
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…結局…。
無事に撮影を終えた後…私と殿と諷馬と未茶と徳家くんと濃君と私のパパと共に徳家くんのパパさんと羽柴さんにお礼を言って別れた。
建物を出た私達の前に先程とは更に人集りが増えていた…。
「きっと…。
あの中に愛いるのかもね…。」
未茶が呆れた表情で人集りを指差した。
「今日って確かKen-sinがラジオの公開録音で来てるって聞いたけど…愛さんってKen-sinさんのファンなんですね…。」
徳家くんの答えにかなり呆れた感じで答えた諷馬は苦笑いを浮かべた。
「Ken-sinが出てるって聞いていつの間にか姿くらますくらいだからね…。
とにかく…早く呼んできて帰ろうよ。」
「そうね…。
ちょっと待ってて…。」
諷馬の言葉に私は頷き人集りに向かって歩もうとしたところを殿に腕を引っ張られた。
「わしも行く…。」
「えっ…!?
殿も行かれのですか?」
私の言葉に殿は大きく頷いた…。
そうなると…必然的に―――――――。
「私も参ります。」
濃君も前に進みでたその様子を見たパパが…。
「じゃあ…。
とりあえずみんなで人垣の中に入って彼女を探そう…。」
…ということになり私達はそのまま建物の前にできた人垣の中へと割り込み愛の姿を探した。