前途多難な彼女と彼氏①
そして放課後―――。
「秋・・・今日は先に帰ってもらってていいかな・・・?」
「・・・うん。分かった。じゃぁまた明日ね」
「うん。また明日」
秋と別れて校舎裏に向かった。
ちょっと早いかな・・・?
「「あ・・・」」
ほぼ同時。
「遅くなってゴメンね」
「いや、俺も今来たとこだし・・・」
「えっと、話があるんだよね?」
「あ、あぁ。あのさ・・・俺のこと覚えてない?」
「え?」
「俺さ、未来と小学校一緒だったんだけど・・・」
「えーっと・・・」
宮本翔・・・みやもと・・・
「あっ!!」
「思い出した?」
「う、うん・・・」
そうだった・・・。
今日の朝の夢の男の子は翔くんだったんだ・・・。
でもその他は思い出せない・・・。
するといきなり翔くんに抱きしめられた。
――ギュっ――
「あの・・・翔・・・くん?」
「俺、未来のことが好きだ」
へぇ~・・・
そうなんだぁ~・・・・
・・・・・って!
「え!?今なんて!?」
「だから、未来が好きだって言ってんの」
「嘘でしょ!?」
「何でわざわざ嘘つくんだよ」
「え、でも・・・」
「秋・・・今日は先に帰ってもらってていいかな・・・?」
「・・・うん。分かった。じゃぁまた明日ね」
「うん。また明日」
秋と別れて校舎裏に向かった。
ちょっと早いかな・・・?
「「あ・・・」」
ほぼ同時。
「遅くなってゴメンね」
「いや、俺も今来たとこだし・・・」
「えっと、話があるんだよね?」
「あ、あぁ。あのさ・・・俺のこと覚えてない?」
「え?」
「俺さ、未来と小学校一緒だったんだけど・・・」
「えーっと・・・」
宮本翔・・・みやもと・・・
「あっ!!」
「思い出した?」
「う、うん・・・」
そうだった・・・。
今日の朝の夢の男の子は翔くんだったんだ・・・。
でもその他は思い出せない・・・。
するといきなり翔くんに抱きしめられた。
――ギュっ――
「あの・・・翔・・・くん?」
「俺、未来のことが好きだ」
へぇ~・・・
そうなんだぁ~・・・・
・・・・・って!
「え!?今なんて!?」
「だから、未来が好きだって言ってんの」
「嘘でしょ!?」
「何でわざわざ嘘つくんだよ」
「え、でも・・・」