前途多難な彼女と彼氏①
【未来side.】
翔とわかれてからずっとため息ばかりつくあたし。
「はぁー・・・」
「ちょっと未来!何ため息ついてんの!」
「秋かぁー・・・」
「お昼何かあったの?」
「うん、実は・・・」
そして秋にお昼での出来事を話した。
すると秋が、
「未来はさ、宮本と別れたいわけ?」
「ううん!別れたくない!でも・・・」
「別れたくないなら頑張りなよ!!宮本だって不安なんだよ!?それに彼女に頼りにされないのは男にとって結構ショックなんだからね!?」
「でも・・・」
「“でも”じゃないでしょ!?あんたいい加減にしなよ!?あんた一人が怖いんじゃない!そんなんだからお父さんやお母さんとも仲良くなれないままなんでしょ!?いい加減変わりなよ!!」
確かに秋の言うとおり。
あたしは両親と最近うまくいってない。
中学に入ってから特にね。
ある日お父さんやお母さんは病院の院長や副院長になってしまい、忙しくてなかなか家に帰ってこれなくなってしまった。
あたしはそれから家に帰っても一人ぼっちだった。
だから怖くて寂しくて・・・。
翔とわかれてからずっとため息ばかりつくあたし。
「はぁー・・・」
「ちょっと未来!何ため息ついてんの!」
「秋かぁー・・・」
「お昼何かあったの?」
「うん、実は・・・」
そして秋にお昼での出来事を話した。
すると秋が、
「未来はさ、宮本と別れたいわけ?」
「ううん!別れたくない!でも・・・」
「別れたくないなら頑張りなよ!!宮本だって不安なんだよ!?それに彼女に頼りにされないのは男にとって結構ショックなんだからね!?」
「でも・・・」
「“でも”じゃないでしょ!?あんたいい加減にしなよ!?あんた一人が怖いんじゃない!そんなんだからお父さんやお母さんとも仲良くなれないままなんでしょ!?いい加減変わりなよ!!」
確かに秋の言うとおり。
あたしは両親と最近うまくいってない。
中学に入ってから特にね。
ある日お父さんやお母さんは病院の院長や副院長になってしまい、忙しくてなかなか家に帰ってこれなくなってしまった。
あたしはそれから家に帰っても一人ぼっちだった。
だから怖くて寂しくて・・・。