前途多難な彼女と彼氏①
あたしは・・・。
あたしは翔といたい。
もう一度会って話がしたい。
――――でも・・・・・・。
「翔のことは忘れるよ。婚約者がいるんだから・・・」
「・・・そう・・・」
「じゃぁ、日本を離れても平気かしら・・・?」
「え・・・?」
「婚約相手の方はね、アメリカの大企業の息子さんなの。って言ってもちゃんと日本人だけどね」
それって・・・アメリカに住むってこと!?
秋ともお別れ!?
翔とも・・・?
「ん・・・。わかった。アメリカに行くよ」
「えっ!?ホントに行くの!?」
「何で?お父さんが決めたんだから・・・あたしには逆らう権利なんてないでしょ?」
「そ、そうだけど・・・」
「未来、ホントに翔くんのことはいいのね?」
「・・・・・・うん」
きっと・・・翔はモテるから、あたしなんかのことは忘れて次の恋をしたほうがいいんだと思う・・・。
「そろそろ時間だし、行きましょうか・・・」
「・・・うん」
ごめんね・・・、翔・・・。
大好きだよ・・・。それは、これからも変わらないから・・・。
あたしは翔といたい。
もう一度会って話がしたい。
――――でも・・・・・・。
「翔のことは忘れるよ。婚約者がいるんだから・・・」
「・・・そう・・・」
「じゃぁ、日本を離れても平気かしら・・・?」
「え・・・?」
「婚約相手の方はね、アメリカの大企業の息子さんなの。って言ってもちゃんと日本人だけどね」
それって・・・アメリカに住むってこと!?
秋ともお別れ!?
翔とも・・・?
「ん・・・。わかった。アメリカに行くよ」
「えっ!?ホントに行くの!?」
「何で?お父さんが決めたんだから・・・あたしには逆らう権利なんてないでしょ?」
「そ、そうだけど・・・」
「未来、ホントに翔くんのことはいいのね?」
「・・・・・・うん」
きっと・・・翔はモテるから、あたしなんかのことは忘れて次の恋をしたほうがいいんだと思う・・・。
「そろそろ時間だし、行きましょうか・・・」
「・・・うん」
ごめんね・・・、翔・・・。
大好きだよ・・・。それは、これからも変わらないから・・・。