BRACK☆JACK~本章~


「レン、エイジ、ここは任せた!!」


 ミサトは二人に声をかける。


「了解しました、お姫様」


 エイジが答える。


「だァから、なんでてめぇが仕切るんだよ」


 ふくれっ面で、レンが答えて。

 ミサトは、奥のドアを開けた。






☆  ☆  ☆






 ドアの向こうは、屋上へ続く階段だった。

 ミサトは急いで階段を駆け上がる。

 屋上のドアを開けると、途端に銃撃を受けた。

 横へ飛びのいて、ミサトは続けざまに銃を撃つ。


「ロン!! 逃がさないわよ!!」


 ミサトは叫ぶ。
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