BRACK☆JACK~本章~
「…ま、色々あってね…寂しい?」
悪戯っぽく聞くミサトに、レンは「アホか」とそっぽを向いて。
「ユイには、レンもエイジもついていることだし…。皆の居場所はもう、ここだってわかってるし」
「…あァ」
エイジは、頷いた。
「ユイが起きるまで、待たねェのか?」
「うん…もう行くわ。ユイが起きたらまた、嫌味の1つも言われそうだし」
ミサトは、病室のドアを開ける。
「今度会うときは、また騒ぎを起こすかもね」
「トラブルメーカーか、てめぇは」
悪戯っぽくウインクするミサトに、レンは呆れ顔で言った。
ミサトは軽く手を上げると、じゃあねと病室を出て行った――。
【Go to Next】