BRACK☆JACK~本章~
一瞬、あの男も巻き込まれたかと思ったが、すぐに男の姿は炎の中から現れて、ミサトはほっと胸を撫で下ろす。
(…え? なんであたしがほっとしてるのよ)
いくら、成り行きとはいえ。
意味のない自分の感情に、ミサトはいささか違和感を覚える。
「これで片付いたな」
刀を鞘に戻し、男は得意げに言った。
「なんなのよ、アンタは一体…」
ミサトは銃をホルダーにしまい、男を見つめた。
「俺か? 俺はレンだ。レン・マキハラ」
「?」
きょとんとしてレンと名乗った男を見つめるミサト。
「レン? そうか、お前さんが…」
老人は、納得したように呟く。
知ってるの、と尋ねると、老人はもちろん、と大きく頷いて。
(…え? なんであたしがほっとしてるのよ)
いくら、成り行きとはいえ。
意味のない自分の感情に、ミサトはいささか違和感を覚える。
「これで片付いたな」
刀を鞘に戻し、男は得意げに言った。
「なんなのよ、アンタは一体…」
ミサトは銃をホルダーにしまい、男を見つめた。
「俺か? 俺はレンだ。レン・マキハラ」
「?」
きょとんとしてレンと名乗った男を見つめるミサト。
「レン? そうか、お前さんが…」
老人は、納得したように呟く。
知ってるの、と尋ねると、老人はもちろん、と大きく頷いて。