恋せよオジョー!
オジョーと仲間たち

レッツゴー、外の世界



部屋の大きな窓から見える、大きく、綺麗な月。


堂々と輝いているその姿は、見るものを虜にする。



「未華子お嬢様。あまり夜遅くまで起きておられるとお体にさわります。もうそろそろおやすみになられては?」


短めの茶色の髪の毛に、優しい表情。
わたしの執事、藤田圭吾がわたしの横から話しかける。


わたしは窓から視線を外し、綺麗で整っている圭吾の方へ視線を向ける。



「・・・わかってる・・・。もう、すこしだけ・・・」



わたしは、肩にかけているブランケットに手をかける。



「はぁ・・・。それでは、もう少ししたらおやすみになられてくださいね?風邪などひかれては、困ります」


「はぁい」




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