恋せよオジョー!
(うーん、うーん・・・・)
必死に悩み、どうすれば最善策か、考える。
顎に手をあて、うつむいていたとき、パッと目の前が明るくなる。
「何してんだ。来ねぇのか?」
ひょこりと顔をのぞかせる恭弥。
「・・・・・・・・・・」
来ねぇのかって・・・・
「お、置いていったのあなたじゃないですか・・・・」
今まで必死に考えていた自分がバカみたいではないか。
「あー、わり。とりあえず、中入れ」
そう言われ、明るい部屋の中へと歩をすすめる。