恋せよオジョー!


皿の上に置いてあるものが消えてく。


全てなくなった時


「お、美味しかったです。ごちそうさまでした」


しっかり両手を合わせ、言った。


そそくさと皿を片付ける。


「お、さんきゅ。オジョーはそんなことしないと思ってたわ」


ヘラヘラっとわたしより先に食べ終わった蓮が皿を洗いながら言う。


「し、失礼な。わたしだって片付けくらいできます」


ぷぅっとほっぺを膨らまして言う。


「ああ、悪かったな。俺の思い違いだったよ」


にへらっと笑う。


「おい、喋ってる余裕あるのか?遅れんぞ」


「おー、わり。今終わらせっからよ」


せっせと皿を洗う蓮。


恭弥の方を見てみると・・・あ、あれ?


「えと、恭弥さん・・・何してるんです・・・?」


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