恋せよオジョー!
「・・・楽しんでるとこわりぃが、そろそろ行くぞ」
「別に楽しんでなんかないし!?」
「わかったから。行くぞ」
「あいよ~」
「・・・・ぜってぇわかってねぇし・・・」
やる気のない返事を出す蓮と、ぼそぼそと文句を言っているハル。
その3人が、そのまま玄関に向かう。
・・・なんだろうかこの置いてけぼり感。
わたしはここで待っていたほうがいいのだろうか。
呆然と立ち尽くすわたし。
すると、パッと恭弥が振り向く。
「・・・??」
「何してんだ」
「え・・・・」
「早く来い」
・・・・・・・・・・え。
わたしも行くんですか。