ふたり輝くとき
「でも、あの、ダミアン様に謝りたくて。その、先日は……ごめんなさい。突然のことで、驚いてしまって……」

すると、サラはそっと寝間着のボタンを外し始めた。

恥らうように俯いて、サラが絹の上着をそっと床に落とす。

白く薄手のワンピースのみを纏ったサラ。すぐに両手で胸元を隠したサラだったけれど、ダミアンはワンピースから透けるその白い肌と柔らかそうな膨らみをしっかりと目に焼き付けていた。チラリとダミアンの方へ視線を向けるサラに息が荒くなる。

「あぁ、良い。私も少し急ぎ過ぎた」

ダミアンはそっとサラを抱き締めて首筋に口付けた。そっとソファに押し倒し、ワンピースを脱がしながら唇をしっとりと吸い付くような肌に滑らせていく。

「サラ……」

何も身につけていない彼女の足首からふくらはぎ、太ももへと指を滑らせて……

「ぁっ、ダミアン様……」
「力を抜きなさい、サラ」

羞恥からか足を閉じようとするサラの太ももに唇を落とすと、彼女の足がピクッと跳ねる。

ダミアンはそのまま舌を這わせていった。

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