ふたり輝くとき
<サラ編>

Q.お料理、できたんですね?(エピローグにて)

サ「えっと……少しなら、お祖母様に教わっていました。でも、まだレパートリーは少なくて。これから勉強しないといけません」

ユ「最初は目玉焼きも焦げちゃってたもんねぇ」

サ「ユ、ユベール様!も、もう大丈夫ですよ!」

ユ「ふふっ、いいよ。君が僕のために作ってくれるなら、何でも食べる。でも、クロヴィスに君の手料理を食べさせるのはムカつくんだけど」

サ「え、でも……クロヴィスさんは私たちのためにいろいろしてくださりますし」

ユ「僕だって君のためなら何でもするよ?」

サ「あ、あの、それは……わかっています」

ユ「ダーメ。全然わかってないよ。サラ、行くよ(サラを抱きかかえる)」

サ「え!?ど、どこに――」

ユ「2人っきりで“お勉強”できるところ……(ニコッ)」
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