ふたり輝くとき
ユベールはそっとサラから離れ、彼女と向き合った。
サラがゴクリと唾を飲み込む。
「どうしたの、サラ?“イヤ”なんでしょ?」
「そ、それは――っ」
サラの瞳から今にも零れ落ちそうな涙。薄っすらと開いた唇からは、戸惑いとユベールを求める熱が漏れてくる。
ユベールは何も言わず、じっとサラを見つめた。
サラから……求めさせたくて。
「わ、私……な、んだか、変、で……」
媚薬を使われたなど知る由もないサラは、ユベールに助けを求めるような瞳を向けた。
ゾクリ、とする。
「うん。だから、なあに?ちゃんと言わないと……わからないよ?」
今すぐ押し倒してしまいたい衝動を抑えてユベールはサラの髪をそっと梳いた。それだけで、サラがビクッとする。
サラがゴクリと唾を飲み込む。
「どうしたの、サラ?“イヤ”なんでしょ?」
「そ、それは――っ」
サラの瞳から今にも零れ落ちそうな涙。薄っすらと開いた唇からは、戸惑いとユベールを求める熱が漏れてくる。
ユベールは何も言わず、じっとサラを見つめた。
サラから……求めさせたくて。
「わ、私……な、んだか、変、で……」
媚薬を使われたなど知る由もないサラは、ユベールに助けを求めるような瞳を向けた。
ゾクリ、とする。
「うん。だから、なあに?ちゃんと言わないと……わからないよ?」
今すぐ押し倒してしまいたい衝動を抑えてユベールはサラの髪をそっと梳いた。それだけで、サラがビクッとする。