幼なじみをやめるまで
ウィンクする美奈ちゃん


「さて、そろそろ出陣!今日はレベル高いよ。気合い入れてね」


「「はぁい!」」



バタバタとメイク道具を鞄にしまい、トイレを後にする3人



私は、あまりに変わってしまった自分に、この場から出ることが怖くなった。




「咲!急ぐよ?相手はもう着いてるんだって!」


「でも、美奈ちゃん私……」



「大丈夫!美奈プロデュースだよ?自信持って!」




美奈ちゃんは、グイっと私の腕を掴み一機に走り始めた。
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