君と、世界の果てで


しまった。




残っているのは、女の子二人だけだ。




また、あの男が帰ってきたのか。




渚と共に振り返ると。





俺がかばった女の子の前に。





深音が。





青い顔で、胸を手で押さえて。





冷たい地面に、倒れていた。



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