君と、世界の果てで
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あなたが触れた頬が熱くて
この寒い冬の雪は溶けた
しょうがねぇなって言われるたび
嬉しくてしょうがなかったんだ
さよならなんて言わないで
もし今一人にされてしまったら
この灰色の町にひとりぼっち
たちまち迷子になってしまうから
いつも見上げてる
背の高いあなたの横顔
完璧なその流線に
可愛いキスをしてもいいかなぁ?
星がたくさん降った夜に
悲しい、苦しい事があったら
あたしを思いだしてね
冷たい雨と甘い涙
同じ悲しみを抱きしめたね
無理して笑ってくれるたび
切なくてしょうがなかったんだ
愛してるなんて言わないで
クールなあなたが好きだから
この白い肌に触れて良いのは
その長い指だけなんだよ
いつも見上げてる
闇より黒いあなたの瞳
星が瞬くその夜に
そっとあたしを映し出してね
紫色に溶け合う空に
小さな可愛い願い事をしたら
あなたを想って泣くんだろう
いつかあたしが星になってしまっても
ずっとずっと祈ってる
あたしが愛したあなたが
ずっと幸せでありますように
いつも見上げてる
優しく脆いあなたの唇
完璧なその温もりに
可愛いキスをしてもいいかなぁ?
星がたくさん降った夜に
悲しい、苦しい事があったら
あたしを思いだしてね
あたしはいつも、ここにいるから
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