恋愛日和


「ーっ!
もうすぐ9時!
帰ろ!」


「…あー、風奈自転車だしねー。
最近寒くなってきたし、早く帰りたいと。」

「えー、マクドいこー!」

「いや、菜緒華マクド行きすぎじゃね…?」


どんどん話しが脱線するのはいつものこと。
まぁ、誰も気にしません。


「じゃあ、そっちの端とそっちの端くっつけて!」

「あ、だから、そっちくっつけたらダメじゃん!?」

「あーっ、だからのりが手につくっ!」



ー片付けだけで、なぜここまで騒ぐのか。ー

クラスメイトの心は一致した。

< 4 / 12 >

この作品をシェア

pagetop