天国のマシュに会いたい
知らないうちに
「マシュ・・・マシュ・・・」
と呟いている。
今までのマシュとの生活が、昨日から次々と思い出され、眠れもしないし涙が出てくる。
病院に着くとマシュは集中治療室で酸素吸入と点滴をしていたが、座って薄目を開けていた。
先生が触ってみますかと言いながら治療室のドアを開けかけて、躊躇し
「酸素吸入してますから、やっぱり今日はやめましょう」
と言って、ドアから手を離したのだが、先生がドアに手をかけた瞬間、マシュが目を開き、外を見つめたのを私は見た。
しかしドアから手を離すと、またうとうととした状態に戻った。
次の日の朝も私は八時半に家を出てマシュに会いに行く。
「マシュ・・・マシュ・・・」
と呟き、涙を拭きながら向かっていく。
しかし昨日と同じ様な状況であったが、いくぶん早かった呼吸が楽になっているように感じられた。
千恵子が夕方、仕事の帰りに寄った時には呼吸がよくなったので普通のゲージに移されていたと聞いた。
「マシュ・・・マシュ・・・」
と呟いている。
今までのマシュとの生活が、昨日から次々と思い出され、眠れもしないし涙が出てくる。
病院に着くとマシュは集中治療室で酸素吸入と点滴をしていたが、座って薄目を開けていた。
先生が触ってみますかと言いながら治療室のドアを開けかけて、躊躇し
「酸素吸入してますから、やっぱり今日はやめましょう」
と言って、ドアから手を離したのだが、先生がドアに手をかけた瞬間、マシュが目を開き、外を見つめたのを私は見た。
しかしドアから手を離すと、またうとうととした状態に戻った。
次の日の朝も私は八時半に家を出てマシュに会いに行く。
「マシュ・・・マシュ・・・」
と呟き、涙を拭きながら向かっていく。
しかし昨日と同じ様な状況であったが、いくぶん早かった呼吸が楽になっているように感じられた。
千恵子が夕方、仕事の帰りに寄った時には呼吸がよくなったので普通のゲージに移されていたと聞いた。