天国のマシュに会いたい
しかし私自身が精神的に疲れて苦しく、マシュの苦しそうな姿を見るのも辛くて参っていた。

午後になると私は、自分自身の内面の苦しさに耐え切れずに立っているのもしんどくなってきて、辛くて涙だけが流れてくる。

私は耐え切れずに近くの脳神経内科へ診察を受けに行き、何か薬でも出してもらおうと思ったのだが、診察の途中でマシュの話をしだすと、涙がぼろぼろと溢れ出て止まらなくなった。

診察をしていた先生には、完全に鬱病の症状なので精神科にいくようにと言われ紹介状を書いてくれた。

ただし紹介状を書いてくれた相手の先生の診察は明後日なので、それまではどうにか、この辛さに耐えなければならない。

家に帰ってマシュの姿を見ると、辛くて苦しくて、私は必死の思いでマシュの回復を祈るしかなかった。

夕方、私は帰ってきた千恵子に二人でマシュの薬を飲ませながら、鬱病になっているので精神科に行く事になったと伝えた。

千恵子も薄々は私の態度や行動で分かっていたのであろう、別に驚きもせず、早く直した方がいいから行ってきたら楽になるのではないかと言った。




私は苦しかった・・・



どうしてもマシュのことを悲観的に考えてしまい、身体を横たえてもしんどかった。
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