天国のマシュに会いたい
何度か繰り返したが、同じ様に音が返ってくる気がする。
私はマシュが返事をしてくれているのだと思い
「また来るからなマシュ」
と言って、慰霊塔の前にある線香を立てた所でお経を唱えようとしゃがんだ。
するとこちらに向かって、犬を連れた人が一人、向かってくる。
私は、ぼろぼろ涙をこぼしていたので、覚られまいと、しゃがんだまま、お経を唱えていた。
犬を連れてきた人は、慰霊塔の所で拝むと、すぐに帰って行った。
私は、三十分くらい居て
「また来るからな、マシュ」
と言い残して、帰って行った。
家へ帰る途中で蝋燭と写真たてを買い、家に帰りつくと玄関の靴箱の上に置いてあるマシュの額の前に、祭壇を作ろうと思ったのだが、考えてみると、蝋燭たてが無い。
そこで、千恵子に電話をして、会社の帰りに買って帰ってもらい、祭壇を作り、マシュに、お経を唱え、お祈りをした。
それからは、毎日、仕事のある日でも朝と夕方は、お祈りを欠かさずに続けた。
後日、線香たても買って来て、線香と蝋燭を灯し、一日も欠かさずにお祈りを続ける。
その日の夕食の時に千恵子が、動物病院で先生から聞いた話をしてくれた。
私はマシュが返事をしてくれているのだと思い
「また来るからなマシュ」
と言って、慰霊塔の前にある線香を立てた所でお経を唱えようとしゃがんだ。
するとこちらに向かって、犬を連れた人が一人、向かってくる。
私は、ぼろぼろ涙をこぼしていたので、覚られまいと、しゃがんだまま、お経を唱えていた。
犬を連れてきた人は、慰霊塔の所で拝むと、すぐに帰って行った。
私は、三十分くらい居て
「また来るからな、マシュ」
と言い残して、帰って行った。
家へ帰る途中で蝋燭と写真たてを買い、家に帰りつくと玄関の靴箱の上に置いてあるマシュの額の前に、祭壇を作ろうと思ったのだが、考えてみると、蝋燭たてが無い。
そこで、千恵子に電話をして、会社の帰りに買って帰ってもらい、祭壇を作り、マシュに、お経を唱え、お祈りをした。
それからは、毎日、仕事のある日でも朝と夕方は、お祈りを欠かさずに続けた。
後日、線香たても買って来て、線香と蝋燭を灯し、一日も欠かさずにお祈りを続ける。
その日の夕食の時に千恵子が、動物病院で先生から聞いた話をしてくれた。