天国のマシュに会いたい
いつまでも私のことを書いていても、しかたがありません。

これは、あくまでもマシュの伝記を書いているのですから・・・

去年の春から初夏にかけての今頃は、マシュとベッドで横になり、マシュと夢中で思いっきり遊び、私が出かけるときには、マシュは玄関まで送ってくれ、帰ってきたときには
「おかえり」
と迎えてくれて、夕方になると食事の支度をしている私の所に来たり、小説を書いている私の膝に乗ってきたりして、マシュに誘われ、マシュと仲良く散歩を楽しんでいたのです。




なのに・・・・・・・




マシュの居なくなった辛さや悲しみは、いつになったら薄まっていくのでしょうか・・・

一生続くのでしょうか・・・

とにかく私は、無理だとは、分かってはいますが、マシュに会いたくて、会いたくて、我慢ができません。



生まれかわってほしい・・・



私が死んででもいい・・・




私は・・・



私は・・・



天国のマシュに会いたい・・・

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