天国のマシュに会いたい
マシュが移動するのを、じっと見ていたクロが、少しの距離ではあるが自分の方へマシュが近づいて来た時である。
「カァー」
と大きな威嚇の声を上げた。
私はクロがマシュに、とびかからないように急いでマシュとクロの間に割り込み
「こらクロ、喧嘩したらいかんぞ」
とクロに怒るように言った。
マシュは見た目には毛がふさふさしているので、ちょっと大きく見えるが、抱くと非常に軽くて二キロほどしかない。
クロが襲い掛かったら、ひとたまりもない。
クロとの直接に接触するのを避け、今日はここまでとしてマシュを二階の部屋に連れて戻った。
クロとミルに二日間マシュを見せたことで、この家に、もう一匹猫がいるのは、たぶん覚えたのではないかと考えた。
この調子で、少しずつ慣れさせていけば、どうにか喧嘩をせずに、仲良くとまではいかなくても、この家の一員として受け入れてもらえそうな気がしてきたのだった。
翌日の夜も同じ様にマシュを連れてリビングに下りた。
ミルとは少しずつ慣れてきたのか距離が狭まってきているのが分かるが、クロとは距離が縮まらない。
「カァー」
と大きな威嚇の声を上げた。
私はクロがマシュに、とびかからないように急いでマシュとクロの間に割り込み
「こらクロ、喧嘩したらいかんぞ」
とクロに怒るように言った。
マシュは見た目には毛がふさふさしているので、ちょっと大きく見えるが、抱くと非常に軽くて二キロほどしかない。
クロが襲い掛かったら、ひとたまりもない。
クロとの直接に接触するのを避け、今日はここまでとしてマシュを二階の部屋に連れて戻った。
クロとミルに二日間マシュを見せたことで、この家に、もう一匹猫がいるのは、たぶん覚えたのではないかと考えた。
この調子で、少しずつ慣れさせていけば、どうにか喧嘩をせずに、仲良くとまではいかなくても、この家の一員として受け入れてもらえそうな気がしてきたのだった。
翌日の夜も同じ様にマシュを連れてリビングに下りた。
ミルとは少しずつ慣れてきたのか距離が狭まってきているのが分かるが、クロとは距離が縮まらない。