天国のマシュに会いたい
そして知佳がハーネスをつけている服装が可愛いのか、しげしげと見つめると、マシュの頭を擦ってやるのだった。
散歩をしていると、時折マシュがドアを開け放してある玄関の中へ急いで飛び込む時がある。
どうしたのかと思うと隣の家の人が外へ出てきたのだった。
マシュは他人を警戒していた。
ある日の午後、私は身体がしんどくて寝室で横になっていた日があった。
そして二時間ばかり横になり少し楽になったのでリビングへ下りて行こうとしたところ、階段の途中にある開け放してある窓の網戸が半分開いていて、そこからミルが外を見ている。
私は知佳が開けたのかも知れないと思ったが猫が開けたのかも知れなかった。
とにかく網戸を閉めようとしたところ外から猫の声がする。
どうしてかと思って外を覗くと、何とマシュが玄関の上の屋根に飛び移っていて戻れなくて鳴いていた。
私の顔を見て近寄ってきて、戻りたいのか
「ニャーン、ニャーン」
と鳴く。
こんなにもマシュがよく鳴く姿を初めて見たが、屋根まで手を伸ばしただけでは届かない。
散歩をしていると、時折マシュがドアを開け放してある玄関の中へ急いで飛び込む時がある。
どうしたのかと思うと隣の家の人が外へ出てきたのだった。
マシュは他人を警戒していた。
ある日の午後、私は身体がしんどくて寝室で横になっていた日があった。
そして二時間ばかり横になり少し楽になったのでリビングへ下りて行こうとしたところ、階段の途中にある開け放してある窓の網戸が半分開いていて、そこからミルが外を見ている。
私は知佳が開けたのかも知れないと思ったが猫が開けたのかも知れなかった。
とにかく網戸を閉めようとしたところ外から猫の声がする。
どうしてかと思って外を覗くと、何とマシュが玄関の上の屋根に飛び移っていて戻れなくて鳴いていた。
私の顔を見て近寄ってきて、戻りたいのか
「ニャーン、ニャーン」
と鳴く。
こんなにもマシュがよく鳴く姿を初めて見たが、屋根まで手を伸ばしただけでは届かない。